2022年、春の健康診断で見つかった病気について(腎不全)

今年も春に行った健康診断にて見つかった病気についてお話しをしていきます。
今回は慢性腎不全が見つかった子の話です。
動物種:チワワ 性別:オス 年齢:12歳
症状:特になし
毎年、一般の血液検査の健康診断を受けている。今年初めてシニア用の血液検査と尿検査を希望され実施。
血液生化学検査にてBUNとCRE、SDMAの上昇が認められた。また尿検査にて尿比重の低下、蛋白尿(UPC)上昇が確認されました。そのため、追加検査にて血圧測定、腹部レントゲン、エコー検査を実施。高血圧が認められ、レントゲン検査と腹部エコーでは胆嚢壁の肥厚と胆泥症、左右腎臓のやや萎縮が認められました。
現在、内服薬(西洋医学)と漢方薬を併用して治療をスタート。定期的な血液検査とエコー検査を行いながら経過を見る事となりました。
腎不全に関しては西洋医学の薬を用いて、胆嚢疾患に関しては漢方薬を用いて治療をしていく事になりました。

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